かがり火に幻想の音色 霧島神宮境内でコンサート

かがり火に照らされる会場で演奏する浅野祥さん(左)と神田将さん=22日午後7時50分、霧島市の霧島神宮

 かがり火に照らされる会場で演奏する浅野祥さん(左)と神田将さん=22日午後7時50分、霧島市の霧島神宮

(別カット)かがり火コンサートで観客を魅了する浅野祥さん(左)と神田将さん=22日、霧島市の霧島神宮

 (別カット)かがり火コンサートで観客を魅了する浅野祥さん(左)と神田将さん=22日、霧島市の霧島神宮

 鹿児島県霧島市の霧島神宮で22日夜、霧島国際音楽祭の一環として恒例の「かがり火コンサート」が開かれた。揺れる炎が社殿横の特設会場を照らす中、和楽器と電子オルガンのアンサンブルが、聴衆約600人を幻想の世界にいざなった。
 津軽三味線の浅野祥さんとエレクトーンの神田将(ゆき)さんが出演。NHK大河ドラマ「西郷どん」のテーマやジャズの名曲「シング・シング・シング」、バレエ「ガイーヌ」の楽曲「剣の舞」など幅広いジャンルの14曲を披露した。
 鹿児島おはら節の演奏では観客全員で手拍子をして盛り上がった。熊本県大津町から夫婦で来た興梠尚稔さん(65)は「オーケストラを聴いているような響きに圧倒された」と余韻に浸った。

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