オープン3年で100万人以上来場!「どっ菜市場」魅力のヒミツは? 鹿児島県鹿屋市

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鹿児島県・大隅半島の鹿屋市にあるJAの直売所「どっ菜市場(どっさいいちば)」が6日、オープンから3年あまりで来場者100万人を超えました。多くの人を引きつけるどっ菜市場の魅力に迫ります。
「100万人目でーす!」店内に関係者の声が響きました。
6日、オープンから3年2カ月で来場者数100万人を突破したのは、鹿屋市笠之原町にある、JA鹿児島きもつきの農畜産物直売所「どっ菜市場」。100万人目は、2、3日おきに買い物に来るという女性でした。
100万人目の来場者・山下理江さん
「ここは地元の物だけを売っているので旬がわかるのが良いと思います。小さな生産者さんの色々な地元の生産者さんのワイルドな野菜や果物が地元の価格で買えるのがうれしいですね」
どっ菜市場は、地元の食の豊かさをもっと地元の人に知ってほしいと2020年4月にオープンしました。
生産者が自慢の逸品に自分で値段を付けて自分で並べます。
2022年は約33万人が来場し、売り上げも毎年約1億円ずつ増え、2022年は約6億円。年々人気が増しています。
鹿屋市でほうれん草や小松菜を生産する上村幸知(かみむらこうじ)さんは土作りにこだわり、有機栽培で育てた野菜を毎日、出荷しています。
上村幸知さん
「どっ菜市場に10分くらいで行ける距離ですから、オープン当初からお世話になっています。なるべく朝採ったものをその日のうちにお客さんに届けたいということで、朝採りにこだわって、どっさい市場に出している」
上村さんのように、どっ菜市場に登録している生産者は現在558人で、オープン当初の約2.5倍となっています。生産者にも人気の販売所です。
ここで売れ筋の商品は何でしょうか。
まずは、肉です。
牛、豚、鶏と充実したラインナップ。特に牛肉はどれを手にしても、A5の12番という最高ランクの格付けで、産地の貫禄十分です。
続いては、年間約5万パックを売り上げるJA鹿児島きもつきの卵です。
卵は現在、鳥インフルエンザの影響で値上がりしていますが、1パック240円とお得です。しかも、毎週火曜日は140円で販売されるので狙い目です。
そして最後は、オカワカメやオカヒジキといった珍しい商品も並ぶ、地元の生産者が出荷した野菜や果物です。
年間1億円を超える売り上げを誇っています。
JA鹿児島きもつき・下小野田寛組合長
「皆さんがどっ菜市場に足を運んでいただき、『どっさい』買い物していただき、『どっさい』元気になってほしい。そして出荷者もどんどん安心安全でおいしい農畜産物を出荷者も元気になっていだだきたい」
皆さんも、大隅の「おいしい」を探しに出かけてみませんか?

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