ホタル舞う水路 こつこつ整備 餌のカワニナから育成 写真愛好家ら幻想的な光跡楽しむ

ホタルが飛び交う水路を整備し、鑑賞会を開いている吉元憲一さん、美和子さん夫妻=指宿市新西方
ホタルが飛び交う水路を整備し、鑑賞会を開いている吉元憲一さん、美和子さん夫妻=指宿市新西方

ホタルの餌になるカワニナ生育する吉元憲一さん=指宿市新西方
ホタルの餌になるカワニナ生育する吉元憲一さん=指宿市新西方
ホタルを撮影する愛好者ら=指宿市新西方
ホタルを撮影する愛好者ら=指宿市新西方

 鹿児島県指宿市新西方の「ほたるの里 吉太川」で5日、ホタル鑑賞会が始まった。同市湯の浜6丁目の建設業、吉元憲一さん(75)が整備した水路を無料開放している。12日まで。
 吉元さんと妻の美和子さん(70)が餌になるカワニナを育て、ホタルが舞う環境を整えている。5日は市内外から写真愛好者や家族連れが訪れ、幻想的なホタルの光跡を楽しんだ。家族で訪れた同市十町の介護福祉士浜崎莉沙さん(30)は「今年も楽しみにしていた。大きなホタルは光が強くてきれい」と喜んだ。
 水路は西指宿中学校近くの県道下にあり、県道岩本開聞線沿いにのぼりがある。午後7時半~8時半。

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