久しぶりの“満タン”に客「よかなぁ」 ガソリン不足の県内にタンカー入港

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待ちに待ったという人も多いかもしれません。台風6号の影響で県内はガソリンが不足する状態が続いていました。そんな中、11日、鹿児島市の谷山港にガソリンを載せたタンカーが入港しました。
(記者)
「ガソリンを載せたタンカー船が11日朝、谷山港に入港した」
 11日朝、鹿児島市の谷山港に入港したのはガソリンを載せたタンカーです。近くの油槽所では、早速タンクローリーにガソリンを積む姿も見られました。
 県内は、台風6号の影響でガソリンを運ぶタンカーが入港できない日が続き、7月30日から12日間にわたって納入できなくなっていました。このため、県内のガソリンスタンドではレギュラーガソリンの給油量の制限をしたり臨時休業となっていたところもありました。
 長島町のガソリンスタンドには11日午後、ガソリンを載せたタンクローリーが到着。この店は1回の給油量を10リットルに制限してなんとか営業を続けてきました。
(店員)
「こんな大変なことは初めて。流通がうまくいかないとこれだけ苦労をするということが初めてわかった」
 久しぶりの「満タン」にお客さんも喜んでいました。
(客)
「満タン。その方がよかなぁ。軽トラに乗り換えてきのうの分をまた満タンにしなければ、乗り換えてまた来る」
 石油元売り会社ENEOSによりますと、11日午前から配送が始まったものの、県内すべてのガソリンスタンドに行きわたるにはしばらく時間がかかるということです。

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