伝統の薩摩錫器で干支の「うさぎ」作りピーク 鹿児島県霧島市

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2022年も残り1カ月を切り、各地で新年を迎える準備が進んでいます。
鹿児島県霧島市の工房では、伝統工芸品・薩摩錫器(さつますずき)の干支の置物づくりがピークを迎えています。
まん丸の目にピンと立ち上がった耳がかわいらしい2023年の干支「うさぎ」。
360年の歴史があるとされる薩摩錫器の置物です。
毛並みや質感が金属とは思えないほど柔らかく表現されています。
新年を前に、工房では干支の置物作りがピークを迎えています。
職人たちはうさぎに命を吹き込むように、ひとつひとつ丁寧に磨きをかけていました。
岩切美巧堂・岩切洋一専務
「うさぎは後ずさりをしない。常に前に行く縁起の良い動物。2022年はコロナとか物価高とか嫌なニュースも多かったが、2023年は平和で明るい時代になってもらえれば」

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