全国から3455店が参加した居酒屋甲子園 頂点に立ったのは鹿児島市の「鳥門米門うまいもん。谷山店」

表彰式で1位を喜ぶ「鳥門米門うまいもん。谷山店」の従業員ら=10月、横浜市(グッドフェローズダイニング提供)

 表彰式で1位を喜ぶ「鳥門米門うまいもん。谷山店」の従業員ら=10月、横浜市(グッドフェローズダイニング提供)

鳥門米門うまいもん。谷山店=鹿児島市谷山中央1丁目

 鳥門米門うまいもん。谷山店=鹿児島市谷山中央1丁目

 居酒屋のサービスを競い、経営の特徴などを発表する「第16回居酒屋甲子園」で、鹿児島市谷山中央1丁目の「鳥門米門うまいもん。谷山店」が優勝した。県内からは2019年以来2店目。運営会社グッドフェローズダイニング(同市)の西勇二社長(47)は「自分たちのやり方が認められてよかった」と喜んでいる。
 全国の3455店舗が参加した。覆面審査員が店を訪れ、メニューや接客を採点する予選を通過。プレゼンテーションや面談審査で5店舗に絞られた全国大会で、来場者約5000人の投票で選ばれた。人材育成や働きやすい環境づくりに注力している点が評価されたという。
 横浜市で10月にあった全国大会では、西社長と従業員が、売り上げなどの数値を共有して、従業員の主体性を引き出す経営の工夫を発表した。従業員それぞれが人生の節目で必要な金額や出世した際の年収などを記入して将来設計する独自の育成ノートも紹介。西社長が「仲間と共に、ワクワクする飲食業界の未来を全力で楽しみます」と締めくくった。
 大会はNPO法人居酒屋甲子園が主催している。

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