初戦はいきなり日本一対決! 「おいどんカップ」開幕 鹿児島

image野球のプロ・アマのチームがカテゴリーをこえて戦う初めての大規模な交流戦「薩摩おいどんカップ」が、23日、開幕しました。
23日開幕した「薩摩おいどんカップ」は、大学・社会人・プロの36チームが戦う初めての大規模な交流戦です。鹿児島県内4市の会場の一つ、姶良市では、試合に先立ち野球教室が開かれ、姶良市出身の元プロ野球選手・川崎宗則さんが小学1年から3年のおよそ40人の子どもにバットの振り方などを教えました。
(川崎宗則さん)「きのうはわくわくして眠られなかった。自分は1年生から3年生の間に野球を知って4年生から始めたので子どもたちのきっかけになれば」
(薩摩おいどんカップ 小薗健一実行委員長)「開催できるか確証の無い3年間だったが、たくさんの協力得られて開催できた」
開幕戦では、去年の全日本大学野球選手権を制した亜細亜大学と、社会人野球日本選手権優勝のTOYOTA自動車が対戦しました。
大学と社会人の日本一同士の対戦を見ようと、立ち見も出るなど多くの観客が訪れ、高レベルのプレーに見入っていました。
試合は投手戦となり、5回が終わって両チーム無得点。試合が動いたのは6回ウラ。亜細亜大の杉山が両チーム通して初のヒットを放つと、続く、西川。亜細亜大が先制します。
TOYOYAも社会人の意地を見せたかったものの、あと1本が出ず。亜細亜大が1対0で勝ちました。
(観客)
「格好よかった」
「(アマチュアの中に)プロのチームが混ざった大会はなかなか見る機会がないので見られれば見たい」
(大会発起人 亜細亜大学 生田勉監督)「大学生や社会人の一生懸命白球を追いかけている姿を生で子どもたちに見てほしい」
「おいどんカップ」は来月12日まで鹿児島市、姶良市、薩摩川内市、日置市で開かれ、入場は無料です。

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