(資料写真)焼酎の二次仕込み作業
東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に対し、中国が日本産水産物の禁輸に踏み切ったことで日本の食品全体への影響が懸念される中、鹿児島県酒造組合は7日までに、県内で中国輸出に取り組む焼酎メーカーへの影響を調査した。
回答した29社のうち1社が「影響がある」とし、出荷停止になったと説明した。また5社が「影響が出る可能性がある」とした。残りの23社は「影響はない」としたが、うち20社は今後の出荷に懸念を示したという。
本坊浩幸副会長は「影響がどの程度広がるか非常に心配している。中国の消費者に安全性を説明する方法を考えないといけない」と話した。
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