国の重要無形文化財 種子島・南種子町 宝満神社の御田植祭 児童らが赤米の苗植える

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鹿児島県南種子町で3日、国の重要無形民俗文化財に指定されている「御田植祭」があり、地域の住民らが古来から伝わる赤米の苗を神田に植えました。
南種子町茎永の宝満神社に伝わる御田植祭は、日本古来の姿を残していることが評価され、2016年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
3日、神社近くの御田の森で神事を執り行った後、神田で田植えが行われました。
神田は女性の立ち入りや機械を使った作業が禁じられていて、横一列に並んだ男性や男子児童が太鼓の音と田植え歌にあわせながら、古来から伝わる赤米の苗を手で植えていきました。
※田植えに参加した子どもたち
「楽しかったです」
「前より上手にできたのでよかったです」
「自分が植えた米を収穫できるからすごく楽しみです」
田植えの後は年に1度、この日だけ食べられる赤米のおにぎりが振る舞われました。
※保存会の宮里照夫会長
「いい田植えでした。今後とも守って行ければなと思ってます」
植えられた赤米の稲刈りは9月下旬に予定されています。

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