放置竹林を伐採 畜産飼料や肥料の「笹サイレージ」に MRT環境賞・SDGs大賞の大和フロンティア

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MRT環境賞でSDGs環境大賞を受賞した都城市の企業、大和フロンティアを紹介します。
放置された竹林を資源として有効活用する笹サイレージの取り組みとは?農地や山林を侵食し、全国的に問題となっている放置竹林。

高齢化や担い手不足を背景に県内でもその面積は年々増加していると言われています。
この地域のやっかい者を有効活用しようと考えたのが、畜産用飼料などの製造・販売を手がける都城市の「大和フロンティア」です。

所有者に代わって放置竹林を無償で伐採

(大和フロンティア 田中浩一郎社長)
「(放置竹林は)多額の費用がかかるものですから、所有者が切らないという話になるのを、弊社が無償伐採というのを全国で初めてやった」
大和フロンティアでは、2016年から所有者に代わって放置竹林を無償で伐採する取り組みをスタート。
伐採した竹は粉末状にし、「笹サイレージ」を製造しています。


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