桜島の地殻変動「収縮傾向も山体膨張は続く」規模の大きな噴火のおそれ

桜島で今月14日から観測されていた山体の膨張を示すわずかな地殻変動は収縮傾向にあるものの、気象台は引き続き規模の大きな爆発が発生するおそれがあるとしています。
桜島では午前7時前にことし5回目の爆発が起きて、噴煙が火口から1300メートルの高さまで上がり、大きな噴石が600から900メートル飛びました。
気象台は14日から観測されていたわずかな地殻変動は収縮傾向にあるものの、爆発の後も山体が膨張した状態は続いているとしています。大きな噴石が1キロを超えて飛ぶようなやや規模の大きな爆発が発生する可能性もあるとして、今後の情報に留意するよう呼びかけています。
桜島では噴火警戒レベル3の入山規制が継続しています。

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