鹿児島県の「阿久根市」を通る国道3号は、海岸線沿いの景色を眺めながらドライブできる絶景ルート。国道沿いに位置し、リニューアルしてオシャレになった「道の駅 阿久根」に立ち寄り、グルメやショッピング、景色と鹿児島の魅力を満喫すればドライブがますます充実すること間違いなしです。
阿久根市とは
「阿久根市」は、鹿児島県北西部に位置し、古くから陸運・海運の交通の要衝として栄えてきました。青い海が広がる海辺と緑豊かな山あい、両方の魅力を感じられる場所です。
市の北部には、阿久根と長島を隔てる海峡「黒之瀬戸」があります。日本三大急潮のひとつに数えられるほど潮の流れが速く、最大流速は8ノットになることも。歩いて渡ることもできる「黒之瀬戸大橋」からは渦潮を見ることができ、観光スポットのひとつとなっています。
阿久根市役所のほど近くの「はまじんちょう公園」は、絶滅危惧種であり、県の天然記念物に指定されている「ハマジンチョウ」が自生地する九州本土唯一の場所です。ハマジンチョウは亜熱帯地方に生える常緑の低木で、11月～4月頃に約3cmの可憐な紫の花を付けます。
温暖な気候を生かした柑橘の栽培も盛んな阿久根市。なかでも、柑橘のなかで最も大きな実をつけるボンタンは国内有数の生産地となっていて、加工品なども多く作られています。
阿久根市の観光情報は、阿久根市観光サイト（ http://go-akune.jp/ ）を参考ください。
ロケーション抜群！リニューアルでますます魅力溢れる「道の駅 阿久根」
「道の駅 阿久根」は、北九州市から鹿児島市まで九州を縦断する国道3号沿線の道の駅第1号として1996年にオープンしました。東シナ海に面し、遠くに甑島を望む絶好のロケーションは、ドライブ中の休憩に最適ですね。
2019年4月にはリニューアルが完了し、ますます魅力溢れる施設に。「物産館」では、阿久根自慢の鮮魚や獲れたて野菜、加工品などの特産品を販売しています。
新しい名物の予感！話題のおしゃれなテイクアウトショップ
リニューアルに合わせて登場したおしゃれなテイクアウト専門のコーヒースタンドとスイーツ店も話題を集めています。「Sunset&Coffee（サンセットアンドコーヒー）」では、阿久根で焙煎したスペシャルティコーヒー豆を使ったコーヒーメニューやフルーツたっぷりのシェイクなど、豊富なドリンクを販売しています。
「ごほうびドーナツ」は、霧島産小麦粉を使ったドーナツのお店。シンプルな「シュガープレーン」のほか、阿久根産の黒糖入りの「こくとうきなこ」、阿久根市の特産品、文旦を使った「ぼんたん」など、この場所ならではのフレーバーも楽しめます。
コーヒーとドーナツを買って、海を眺めながらひと休みするのもおすすめです。
水揚げされたばかりの魚介を贅沢に使った「うみまち食堂」
「うみまち食堂」は、水揚げされたばかりの海の幸を使ったメニューを楽しめるレストランです。なかでも名物は、前浜で朝に水揚げされた新鮮な魚介がたっぷりのる「あくね海鮮丼」。魚の旬や水揚げの内容によって中身が変わるので、いつ訪れてもその時期のおいしさを楽しめそうです。刺身や焼魚の定食や日替わり定食なども選べます。窓の外に広がる海の景色もごちそうのひとつですね。
道の駅 阿久根
鹿児島県阿久根市大川4816-6
絶景の夕日スポット「牛之浜景勝地」もすぐそば！
「道の駅 阿久根」を訪れた際には、車で5～6分北上した場所にある「牛之浜景勝地」にも足をのばしてみませんか。海には、波の浸食によって形成された数多くの奇岩や、遠くには甑島を望むことができます。大きな岩には地元の人々が安全を願って建てた鳥居があり、厳かな雰囲気。特に、海の先に日が沈み、岩や島のシルエットが浮かび上がる夕景の美しさで知られています。
牛之浜海岸
鹿児島県阿久根市 牛之浜海岸
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