秋深まる 高原ではススキも 日中は暖かいがあさって20日にかけて寒く 鹿児島県

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秋が深まりつつあります。上空に寒気が入り始め、肌寒い朝となりました。あさって20日にかけてさらに寒くなる見込みです。
出水市の八代海です。午前7時ごろ肌寒い風が吹き、白波が立っていました。山々の木々が北風に揺れる中、出水市荘の蕨島小学校の児童21人は寒さに負けず元気に登校し、挨拶していました。
18日朝の最低気温は霧島市溝辺で14.0度、伊佐市大口と鹿屋市輝北で14.2度、薩摩川内市で14.9度、鹿児島市で17.1度でした。子どもたちは校庭で走ったり一輪車に乗ったりして寒さを吹き飛ばしていました。
こちらは湧水町吉松の沢原高原です。標高360メートルの高原に広がる上床牧場では、一面にススキが生い茂り、秋本番を迎えています。
高原の涼しい空気の中、白い「ウメバチソウ」や黄色い「アキノキリンソウ」など季節の小さな花々も咲いています。
(上床牧場 竹中勝雄さん)「自然の中で生かされているということを最近しみじみと感じている」
18日、日中の県内は汗ばむような陽気となったところもありましたが、上空の寒気は20日にかけて強まる見込みで、朝は日に日に冷え込む予想です。体調の管理にご注意ください。

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