『かつて南薩線を走っていた蒸気機関車 ピカピカに補修』

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かつてあった南薩線では当時、SL=蒸気機関車も走っていました。
南さつま市の公園に展示されている古くなった車両の補修が先日、有志らの手で行われました。
こちらのSLはかつて南薩線を走っていた「12号機関車」。
戦時中に製造されました。
廃線の翌年から南さつま市の加世田運動公園で展示されています。
車体がさびたり塗装がはがれたりと劣化が進んでいて、南薩線伝承組織委員会などが補修作業を開始。まずは高圧洗浄機でさびを落としました。
南薩線伝承組織委員会 有木 道則 会長
「さびを全部洗い落として塗装をかけようと思っている、後世に残すため。少しでもきれいにしようと作業している」
補修は3日間にかけて行われ最終日には車体を丁寧にペンキで塗りなおし、仕上げ作業が進められました。御覧くださいこのピッカピカな車体。
かつて南薩の交通を支えた蒸気機関車。
心なしか、誇らしげです。
南薩線伝承組織委員会 有木 道則 会長
「せっかく日本では珍しい車両だから見てもらいたいですよね。(国体の)会場にあって日本全国に、南さつまにこんなのがあるということが分かっていただけたら嬉しいですよね」

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