イチョウ中継 新名所・薩摩川内市陽成地区「イチョウの杜広場」

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【キャスター】
薩摩川内市のイチョウの新名所から中継です。
【レポーター】
薩摩川内市陽成町の新名所・上大迫イチョウの杜広場です。
こちらの市道沿いおよそ150メートルの広場には、74本のイチョウが植えられています。ことしは温かい日が続き、例年に比べて1週間ほど色づきが遅れているということで、広場全体がイチョウならではの本格的な黄色に彩られるのは来週以降ということですが、14個のLED電灯でライトアップされたイチョウの美しい姿を見せてくれています。
ここからは薩摩川内市企画政策課の久保田詩織さんにうかがいます。
去年からライトアップされるようになった新しい名所ということなのですね?
【薩摩川内市企画政策課 久保田詩織さん】
陽成町の上大迫地区は、戦後すぐは人口が80人ほどだったのが少子高齢化が進み、いまでは3分の1の26人まで減少しています。そんな中、美しいイチョウでなんとか盛り上げられないかと地域の皆さんが集まって草を刈り、杉の倒木を使った椅子を用意するなどして、去年からライトアップされました
【レポーター】
イチョウも大きく、すでに樹齢も長いのではないですか?
【薩摩川内市企画政策課 久保田詩織さん】
イチョウ自体は半世紀以上まえ・昭和30年代に植えられ始めたということです。もともと戦後の食糧難の時期、このあたりはサツマイモやミカン畑が広がっていましたが、その後、食糧事情が改善されると、秋の時期に見た目も美しく、またギンナンも食べられるイチョウが植えられたということです。この後ろにはクリなども植えられていて、昼間の散歩も楽める公園です
【レポーター】
例年に比べ1週間ほど色づきが遅れているということですが、見ごろは?
【薩摩川内市企画政策課 久保田詩織さん】
例年この時期には全体が黄色に色づいているのですが、ことしは温かい日が続いたことから、見ごろはあと1週間程度かかるとみられ、12月上旬まで楽しめそうです
【レポーター】
12月11日日曜日まで、午後6時から午後10時までライトアップされます。
以上、薩摩川内市陽成町の上大迫イチョウの杜広場から中継でした。
【キャスター】
イチョウの杜広場は、国道3号の岩元交差点から県道340号を北に進み、川薩グリーンロードを右折した先にあります。
問い合わせは薩摩川内市役所コミュニティ課、電話0996-23-5111です。

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