マッコウクジラの群れ 錦江湾内で目撃相次ぐ 専門家も「珍しい」 船舶に注意呼びかけ 鹿児島

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錦江湾で湾内を泳ぐクジラの群れの目撃が相次いでいます。海上保安部では、航行する船舶に注意を呼びかけています。
潮を吹きながら悠々と泳ぐクジラ。12日午後2時ごろ、鹿児島市の喜入沖で撮影されたものです。撮影した人によりますと、クジラは3頭の群れで泳いでいたということです。
鹿児島海上保安部などによりますと、クジラが最初に確認されたのは12日午前9時前に平川沖付近で、その時は2頭でした。その後、喜入沖でも確認されていて、13日は午前9時すぎに知林ケ島の北北西8キロ付近に、4頭が南の方向へ泳いでいくのが複数の船舶で確認されたということです。
海保では、周囲を航行する船舶に注意を呼びかけたということで、事故はなくフェリーの運航にも影響はありませんでした。
長崎大学でクジラを研究している天野雅男教授によりますと、「クジラはマッコウクジラで、湾内に入るのは珍しい」ということです。
かごしま水族館にも12日から複数の目撃情報が寄せられていて、7頭いたという情報もあるということです。

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