冠嶽・曽木の滝でも 鹿児島の紅葉名所で色付き進む

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22日は二十四節気の「小雪」で、北国などから雪の便りが届く時期とされます。鹿児島県内はここ数日は寒さが緩んでいますが、各地で紅葉は進んでいるようです。
いちき串木野市の冠嶽で15年ほど前に地域の憩いの場として整備された「癒しの里」には、およそ150本のモミジが植えられています。20日は「紅葉を見る会」が開かれ、地元のおよそ50人が食事をしながら、赤や黄色に色付いたモミジを楽しみました。
(参加者)「雨の後だけどきれいですね。本当に素晴らしい場所です」
(癒しの里 宇都敏哉さん)「皆さん喜んでいただいて、私としては感無量です」
いっぽう、伊佐市大口の曽木の滝でもおよそ480本のモミジとおよそ50本のイチョウが色付き、見ごろを迎えています。平日にも関わらず多くの人が訪れ、高さ12メートル、幅210メートルの滝と紅葉のコラボレーションを楽しんでいました。
(観光客)
「紅葉がやっぱりいいですね。きれいです。癒されます」
「一番の見ごろと思って友達と一緒に来ています。すごくきれいでした」
曽木の滝では今月27日まで、午後6時から9時までの間、ライトアップされる予定です。
県内ではほかにも、霧島市の霧島神宮や、薩摩川内市の藺牟田池、南九州市の岩屋公園などで紅葉が見頃です。また、鹿児島市内や大隅地方でも色付きは少しずつ始まっているものの、例年よりも遅れ気味で、ピークは12月上旬ごろになる見通しです。

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