台風一過、霧島連山・韓国岳の火口に青い「湖」出現 ようやく秋晴れの連休、行楽地にぎわう 鹿児島県内

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台風14号の雨の影響で霧島連山・韓国岳火口に現れた青い「湖」=24日

秋晴れの韓国岳を楽しむ登山客=24日午前、韓国岳中腹

 秋晴れの韓国岳を楽しむ登山客=24日午前、韓国岳中腹

緑のコースを自転車で駆け抜ける家族=24日午前、南さつま市の吹上浜海浜公園

 緑のコースを自転車で駆け抜ける家族=24日午前、南さつま市の吹上浜海浜公園

 3連休中日の24日、鹿児島県内は秋晴れが広がり、行楽地は観光客や家族連れでにぎわった。
 霧島連山の登山口の駐車場はどこも満杯だった。最高峰の韓国岳(1700メートル)は台風14号による雨の影響で火口に青い「湖」が現れ、登山客が見入った。福岡県の会社員八木悠太さん(27)は妻と車で九州一周中。「天気が最高で、湖や新燃岳などの絶景を360度満喫できた。下山後の温泉も楽しみ」
 南さつま市の県立吹上浜海浜公園では家族連れらがサイクリングで爽やかな汗を流した。日置市伊集院小学校6年の上村碧空(そら)さん、4年の海紗(みさ)さんは「この前の連休は台風でどこも行けなかった。天気がよくて良かった」。
 園内のピザ焼きコーナーには人だかりができた。鹿児島市の妻の実家に帰省中の大分県の理学療法士甲斐勝己さん(40)は「おいしい空気をいっぱい吸え、コロナ下でも安心して子どもを遊ばせられる」と話した。

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