垂水市の千本イチョウ園 19日からのライトアップを前に夜のイチョウを楽しむ

黄金色のイチョウの葉が美しく照らし出され、幻想的な光景が広がっています。
こちらの千本イチョウ園は、地元の中馬吉昭さん夫妻が荒れた山をおよそ40年かけて整備し作り上げたもので、4.5ヘクタールの敷地におよそ1200本のイチョウが植えてあります。園内はAブロックからCブロックまで3つのブロックに分かれ、それぞれのエリアで違った魅力があるイチョウの景色を楽しむことができます。
黄金色に染まるその美しい光景は多くの人を魅了し、今では垂水市を代表する観光名所となっています。18日も日中は県内外から多くの人が訪れていて、地元・垂水市の小学生が中馬さんにイチョウ園の成り立ちを聞きに来る様子も見られました。
毎年、園ではイチョウが見ごろの時期に合わせ、「たるみず千本イチョウ祭り」が開かれ、夜間のライトアップを行っています。ライトアップはあす19日からスタートですが、今回は中継に合わせて特別に灯りをつけてくださいました。
11月18日現在、イチョウは2割ほどしか色付いていませんが、ライトアップされるだけで雰囲気が変わります。期間中は夜空をバックに黄色く輝くイチョウのトンネルを通り抜けて楽しむことができます。
ライトアップは11月19日から12月4日までの期間、午後6時から午後9時まで行われます。混雑が予想される日は臨時駐車場の開設やシャトルバスも運行も予定されているので、情報を確認してお出かけください。
千本イチョウ園は垂水市役所前の県道71号を東へ、車で10分ほど進んだ所にあります。
お問い合わせは垂水市水産商工観光課、電話番号0994−32−1111です。

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