平川動物公園のコアラ「レイ」死ぬ 3日から体重が急減、死因は不明 鹿児島市

15日に死んだコアラの「レイ」(平川動物公園提供)

 15日に死んだコアラの「レイ」(平川動物公園提供)

 鹿児島市の平川動物公園は16日、飼育していた雌のコアラ「レイ」が、15日午後1時ごろに死んだと発表した。5歳1カ月だった。死因は不明で、検査機関で調査する方針。
 園によると、レイは同園生まれで、多くの子をつくって国内の個体数維持に貢献し8月に死んだブンダ(雄)の子ども。平均的なコアラよりも小柄だった。
 3日から体重が急減するといった体調不良が見られ、点滴を打つなど治療していた。
 コアラの平均寿命は10~12歳。同園での飼育数は雄5頭、雌9頭となった。

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