湖畔を染める春の使者 全国へ提供、南国アピール 指宿で菜の花摘み取り始まる

北海道に届ける菜の花を摘み取る職員ら=22日、指宿市池田

 北海道に届ける菜の花を摘み取る職員ら=22日、指宿市池田

北海道に届ける菜の花を摘み取る職員ら=22日、指宿市池田

 北海道に届ける菜の花を摘み取る職員ら=22日、指宿市池田

 鹿児島県指宿市で22日、菜の花の摘み取りが始まった。春の使者として、2月中旬ごろまで観光キャンペーンなどで全国に3万本提供し、南国指宿をPRする。
 初摘み取りは、池田湖畔の花壇であり、市や指宿温泉まちづくり公社の職員10人が、開花したばかりの菜の花を60センチの長さにそろえて250本ほど切り取った。交流事業で北海道千歳市を訪問する指宿の小学生が花束にして届ける。
 市によると、今年は2週間ほど開花が早く、クリスマスを前に、満開に近い状態。年明けの菜の花マラソン(1月14日)、菜の花マーチ(同27、28日)に合わせて池田湖畔など市内26ヘクタールに1000万本を植栽しており、コースが黄色に染まり始めている。

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