赤く色づく…日本一早い露地物「朝日の桃」 隼人で収穫始まる

赤く色づき収穫間近のモモ=28日、霧島市隼人町朝日

 赤く色づき収穫間近のモモ=28日、霧島市隼人町朝日

(別カット)赤く色づき収穫されるモモ=28日、霧島市隼人町朝日

 (別カット)赤く色づき収穫されるモモ=28日、霧島市隼人町朝日

収穫されたモモ

 収穫されたモモ

 鹿児島県霧島市隼人の朝日地区で、特産のモモが最盛期を迎えた。露地物では日本一早いとされる。園畑大嘉志さん(82)の果樹園では、赤く色づいた直径7~9センチの丸い果実が、甘い香りを漂わせている。28日は、大きめの品種「はなよめ」の収穫があった。
 今年は気温が上がるのが早く、例年より1週間早く作業を始めた。晴れの日が続き、甘みが強く育ったという。園畑さんは「甘くて水分たっぷりの桃を食べて、暑さを乗り越えてほしい」と話している。
 JAあいらによると、朝日地区で出荷するのは園畑さんのみ。30アールで3品種を育て、2.5トンの収穫を見込む。「朝日の桃」として6月中旬ごろまで県内スーパーなどで販売される。

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