追突事故が多発…国道10号の仙巌園前交差点に「左折専用レーン新設」ドライバーの反応は?

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鹿児島市と姶良市などを結ぶ国道10号は、1日で2万7000台が通る県内有数の交通量で、事故の多かった仙巌園前の交差点に4日、「左折専用レーン」が新たにつくられました。
(記者)「仙巌園前交差点です。今日から左折レーンが設置されて通行方法が変わります」
国道10号を姶良市から鹿児島市街地方向に向かう際、以前は仙巌園前の国道交差点を直進するか、海岸沿いの市道へ左折するようになっていました。
それが、4日から海岸沿いの市道に行く時には、国道に新たに作られた左折専用レーンを進み、仙巌園前交差点の先、旧集成館前の交差点で左折しなければならなくなりました。
通行方法が変わった背景にあるのが、多発する事故です。
従来の市道は左折した先に踏切があるため、交通量が多い時間帯は車が国道側にあふれ、そこに直進してきた車が追突するケースが起きていました。2019年までの4年間で15件の事故のうち、12件が追突事故でした。
その対策として国道に作られたのが、長さおよそ200メートルの左折専用レーンです。4日午前、現場の道路では通行に戸惑う車などはみられませんでした。
「(以前は)スムーズに行けなくて、止まってダラダラ行くことがあった」
「そこで1番混むイメージ。ありがたい」
なお、もともとあった市道の跡地は、来年度から着工する新たな駅の駅舎や駅前広場として活用される予定です。
警察などによりますと、4日はこれまでに、通行方法の変更による事故やトラブルは起きていないということです。

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