鹿児島県本土、種子島、屋久島のタクシーの初乗り運賃 8月1日から値上げ

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九州運輸局は26日、鹿児島県本土と種子島、屋久島のタクシーの初乗りの運賃を8月1日から値上げすると発表しました。
距離に応じて加算される料金は変わらないものの、運転手からは客が減るのではという不安の声が聞かれました。
タクシー運転手
「運賃が上がった2~3カ月はドーンと売り上げが落ちる。お客さんが乗らないので。初乗り運賃が640円から700円になったら抵抗があって、電車、バスに乗ろうかとなる」
九州運輸局によりますと、8月1日から県本土と種子島、屋久島のタクシーの初乗り運賃が値上げされ、県本土が現在の640円から700円に、種子島、屋久島は620円から700円となります。
距離に応じて加算される運賃は変わりません。
県内のタクシー運賃の値上げは2020年2月1日以来、3年6カ月ぶりです。
値上げの要因は燃料費の高騰や人材の確保による労働条件の改善で、2022年11月から2023年2月にかけ、対象地域のほとんどのタクシー事業者から値上げの申請があり、九州運輸局が審査を行っていました。
タクシー運転手
「運転手がいないから運賃を上げてもどうにもならない」
「色んな業界が値上げしているから、本当は値上げしないほうがいいけどしょうがない」
タクシー利用者
「初乗り運賃が700円はけっこう高い。ちょっとの距離でも痛いです。歩きで行けるところは行きますね」

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