鹿児島空港 “国際線”の今後は?

鹿児島 2022.05.17 20:14

 おととしから鹿児島空港の国際線はすべて運休している。新型コロナの水際対策が緩和された後どうすれば国際線の利用者が増えるのか関係者が話し合った。就航が延期されているべトナムのハノイ線はいつごろ実現するのだろうか?
 県や航空会社などでつくる鹿児島空港の国際化を促進するための協議会。3年ぶりに対面で開かれた。ソウル、上海、台北、香港と結ぶ定期路線の利用者は2019年には約41万人を記録し6年連続で過去最多を更新した。好調な国際線を背景に2020年7月にはベトナムのハノイ線が就航する予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響でおととし3月からすべての路線が運休しハノイ線の就航も延期されている。鹿児島空港の国際ターミナルを訪ねると人影もなく、寂しい状況だった。
 17日の協議会では国際線が復旧した後、プロモーションの費用などを各航空会社に支援することが決まった。台湾との直行便をもつチャイナエアライン山田満智子鹿児島・宮崎営業所長は「遠からず地方空港も国際線が飛べるようになるのでは」と期待を寄せていた。

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