1日からバス・鹿児島市電が減便 戸惑いの声も

[04/01 19:25]

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1日からバスや鹿児島市電がダイヤの見直しにより大幅に減便しました。新型コロナの影響による利用者の減少による減便ですが、生活の足として利用する人からは戸惑いの声も聞かれます。
(牛島記者)「鹿児島市紫原のバス停。この路線では1日から50本余りが減便に」
鹿児島市紫原と市役所前などを結ぶ「15番東紫原線」の平日の運行本数は、これまで134本でしたが1日から54本減り、80本になりました。
(郡元からの利用者)「(便数が)少ないからどう帰ろうかと考え中。公園に桜を見に来た。帰りの時間をみて準備しようと思ったが(時間のあうバスが)ない」
鹿児島市交通局は1日から市営バス22の路線のうち5路線で平日では1日に51本、土日祝日では48本を減便しました。理由は「新型コロナの影響で利用客が落ち込み、需要の回復が見込めないため」としています。
また今回は、市交通局から鹿児島交通と南国交通に移譲された11の路線でも減便。鹿児島交通の6路線では平日1日当たり88本、南国交通の5路線で平日1日当たり37本が減便されました。
市交通局などは今回の減便は「通勤ピーク時に影響の少ない昼間の時間の本数を減らした」としていますが、戸惑いの声も・・・・
(草牟田へ通勤)「仕方ないと思って(新しい時刻表に)あわせて通勤するしかない」
(玉里町へ通学)「待ち時間がすごく長くなる。早く行き過ぎても学校が開いていない」
(玉里から通勤)「いつもより早く準備しないといけなくて大変。この路線しかないので(時刻表に)あわせて生活していくしかない。」
なお、鹿児島市電も1日から1日当たりで平日は4本、土日祝日は最大87本が減便されました。

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