布団の中で伸びをすると足がつるのは、血行不良が原因であることが多いです。
寝ている間は、ほとんど体を動かしておらず、心拍数が低下し、血行不良を起こします。血行が悪い状態で伸びをすると、
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ということが起きてしまうのです。
布団の中で伸びをするとつりやすい人の特徴
ミネラル不足
などのミネラルは、神経伝達や筋肉収縮に関わっています。そのため、不足すると足がつりやすくなります。
仰向けで寝ている
仰向けで寝ている場合、足の甲とすねが一直線になりやすくなります。この状態が長時間続くことで、感覚器官の機能が衰退し、足がつりやすくなります。
できるだけ横向きで寝る、使用する毛布や掛け布団を軽いものにする等をおすすめします。
冷え性
冷えによる血流不良で、神経伝達機能がスムーズに作用しなくなり、つりやすくなります。
妊娠中
妊娠中は、骨盤内で血管が圧迫されます。その結果、血液の流れが滞り、つりやすくなります。
更年期世代
更年期に突入すると、女性ホルモンの分泌量が減少します。女性ホルモンが減ると、筋肉量が減ってしまうため、つりやすくなります。
痛い…!足をつった時どうすればいい?
【医師監修】布団の中で伸びをすると足がつる「原因」とは?つりやすい人の特徴も
足がつっている時は、筋肉が過剰に収縮しています。筋肉の収縮を和らげるために、力を抜きながらゆっくりと足を伸ばしましょう。痛みの緩和が期待できます。
痛くて伸ばせない時も、伸ばした方がいい?
痛みが強く、足を伸ばすのがつらい時もあるでしょう。足を伸ばせないほど痛む時は、無理せず、できる範囲で足を伸ばしましょう。
監修者プロフィール
医療法人小田原博信会 理事長医学博士 岡村 信良
久野銀座クリニック院長。平成18年北里大学・大学院卒。平塚共済病院内科医長を経て小田原銀座クリニックに平成20年に入職、その後院長に就任。
※本記事はMELOSで公開された記事『【夜中に足がつる】原因と対処法。病気の前兆って本当?[医師監修]』を再編集したものです。
<Edit:編集部>
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