中国測量艦が鹿児島・屋久島沖でまた領海侵入 去年の侵入5回もすべて屋久島沖

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防衛省は中国海軍の測量艦が12日未明、屋久島近くの日本の領海に侵入したと発表しました。中国艦の領海侵入は今年初めてです。
領海に侵入したのは、中国海軍のシュパン級測量艦1隻です。
防衛省によりますと、12日午前2時半ごろ、中国海軍の測量艦1隻が、屋久島南西の日本の領海に侵入したのが確認されました。
測量艦はその後、北西方向に進み、午前4時10分ごろ十島村・口之島の北東の日本の領海を出て、西に航行しました。
海上自衛隊の哨戒機やミサイル艇が警戒監視・情報収集にあたったということです。
中国海軍測量艦の日本の領海侵入は今年初めてです。去年、全国で中国海軍の艦艇が領海侵入したケースは、いずれも屋久島沖のあわせて5回で、今回は去年12月19日以来55日ぶりです。
日本政府は、中国海軍のこれまでの動向を踏まえ、「外交ルートを通じて中国側に強い懸念を伝えた」ということです。

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