島津義弘ゆかりの日置市で「ひおき戦国飯」誕生

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 戦国武将、島津義弘が生まれ育った日置市で、新しいグルメが誕生した。その名も「ひおき戦国飯」!一体どういうグルメなのか。
 日置市で生まれ育った戦国武将、島津義弘は関ヶ原の戦いで敵中突破したことで知られている。地元ゆかりの武将や島津の歴史などを知ってもらおうと今月から「ひおき戦国飯」の提供が始まった。
 市内の3つの店が戦国武将をテーマにオリジナルメニューを考案した。その一つが「陣中突破そば」。器の柄の部分で兜を表し、そばには日置産の抹茶を使っている。
(永田莉紗アナウンサー)
「すごい弾力。みずみずしいんだけどコシがあって。そして豊かな抹茶の香りがふわっと広がってきて、とてもおいしい。」
(そばきり麓 柊田賢三店主)
「戦いに行くときの道中をイメージして。ソバの実というのは昔からある食材で、道中適当にソバの実を買って、野菜を現地で調達してということでイメージして、こんな形にした。」
 古民家を改装したこちらのお店で味わえるのは「甲冑エビチリ御膳」。揚げたてのえびせんや春巻きの皮などを使い、義弘公の兜を表現した。
(ごはん家ひより 中城広司店主)
「島津義弘公は赤の兜をかぶっていたという話を聞いて、赤だったらエビチリとか赤系の料理がいいなと。戦国が好きな方も、そうでない方も来てもらって日吉町ってこんないい町があるんだなと来てもらえれば。」
 さらに、地元のタケノコや大豆なとが入ったジューシーな「メンチ勝チュウ」も味わえる。
 甲冑の着付け体験ができるよしとし軍議場ではホッと一息つけるメニューが。その名も「義弘の一服」。日置産の抹茶で島津義弘のイラストが描かれたラテアートとジェラートが味わえる。歴史を感じる空間で、ゆっくりと一服できる。
(戦国島津マネジメント軍師 山﨑将也さん)
「内装も軍議している場のイメージになっているので、そこでラテとジェラートを食べながら当時の人はどんなことを考えていたのかなとかいろんなことを思いをはせてゆっくりしていただければ。」
 日置市は今後、戦国飯を提供するお店をさらに増やしていきたいとしている。

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